COLUMN

医院コラム

皆様、こんにちは!

「毎日一生懸命磨いているのに、なかなか歯ぐきの腫れが引かない…」

そんなお悩みをお持ちの方、もしかすると原因は「磨き方」ではなく、**「食べているもの」**にあるかもしれません。歯周病は慢性的な「炎症」です。体の内側から炎症を抑え、組織を修復する力が足りなければ、外側の掃除だけでは追いつかないのです。


炎症を加速させる「砂糖」と「酸化」

甘いものの摂りすぎが虫歯を作るのは有名ですが、歯周病にとっても天敵です。過剰な糖分は体内で「糖化」を引き起こし、血管や組織を老化させます。これにより、歯ぐきの毛細血管がダメージを受け、免疫細胞が細菌と戦えなくなってしまうのです。


歯ぐきの土台を作る「栄養素」

歯ぐきはコラーゲンというタンパク質でできています。これを健康に保つためには、以下の栄養素が不可欠です。

* タンパク質: 歯ぐきの組織を作る材料そのものです。不足すると修復が遅れます。

* ビタミンC: コラーゲンの生成を助け、歯ぐきの血管を強くします。

* 鉄・亜鉛: 粘膜を保護し、傷の治りを早くします。

* オメガ3脂肪酸: 青魚などに含まれる油で、体全体の「炎症」を抑える働きがあります。


「栄養学」を取り入れた新しい歯科治療

当院では、クリーニングと併せて食生活のアドバイスも行っています。歯周病は、いわば**「お口に現れた生活習慣病のサイン」**です。


サプリメントの選び方から、炎症を抑える食事のコツまで、お口の健康を「内側から」サポートします。「磨いても治らない」と諦める前に、あなたの食卓を一度見直してみませんか?


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也