皆様、こんにちは!
今回は、少し耳の痛いお話かもしれません。実は歯周病は、風邪やインフルエンザと同じ**「感染症」です。つまり、あなたの大切な家族やパートナーにうつってしまう可能性がある**のです。
唾液を介して広がる「ピンポン感染」
歯周病菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。多くの場合、周囲の大人からのスキンシップや、箸・スプーンの共有などを通じて唾液から感染します。
特に注意が必要なのが、大人同士の**「ピンポン感染」**です。
例えば、ご主人が歯科医院で一生懸命治療をしてお口の中を綺麗にしても、奥様が重度の歯周病であれば、日常のキスや食器の共有などで再び菌が移り、再発してしまいます。このように、卓球のピンポンのように菌が行ったり来たりしてしまう状態を指します。
「自分一人」の健康では足りない
歯周病治療を成功させる鍵は、実は「世帯単位」でのケアにあります。
* パートナーと一緒に受診: 二人同時に除菌を行うのが最も効率的です。
* 食器の共有を控える: 特に小さなお子様がいるご家庭では意識したいポイントです。
* 自分自身の除菌を徹底する: 他の人にうつさないために、まずは自分の菌を減らすことがマナーとも言えます。
愛の証としてのデンタルケア
「お互いの健康を守る」ことは、究極の愛情表現ではないでしょうか。当院では、ご夫婦やカップルで一緒に定期検診を受けられる患者様が増えています。
「歯周病なんて自分には関係ない」と思っているパートナーがいらしたら、ぜひこの記事を見せてあげてください。大切な人の歯を守ることは、一緒に美味しいものを食べ続け、楽しい会話を続ける時間を守ることと同じです。
お二人での「ペア検診」のご予約も承っております。お気軽にご相談ください。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也
