COLUMN

医院コラム

こんにちは。宇治市の中村歯科医院、院長の中村航也です。


期間にわたる矯正治療を終え、きれいな歯並びを手に入れた患者様が次に直面するのが、「後戻り(歯が元の位置に戻ろうとする現象)」という問題です。

矯正治療は装置を外したら終わりではありません。

この「後戻り」を防ぐ保定期間こそが、治療の成果を決定づける極めて重要なフェーズです。


❓なぜ後戻りするのでしょうか?

歯を支える骨や歯茎などの周囲組織が、新しい歯の位置に完全に適応するまでには時間がかかります。

この適応期間中、歯は元の位置に戻ろうとする力が常に働いているため、一時的に歯を固定する処置が必要です。


✨ 保定装置(リテーナー)の役割

保定装置、通称リテーナーは、動かした歯を適切な位置で安定させるための装置です。

* 種類:取り外し可能なマウスピース型やワイヤー型、歯の裏側に固定するタイプなどがあります。

* 使用方法:最初のうちはほぼ終日使用し、徐々に夜間のみの使用へと移行します。


リテーナーを指示通りに使用しなかったために、数年後に歯並びが乱れ、再治療が必要になるケースは少なくありません。


美しい歯並びと、それを守る健康な噛み合わせを長期的に維持するために、保定装置の使用は欠かせません。


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也