歯周病が奪うのは歯だけじゃない! 「口元老け」を食い止める美容歯科の視点
皆様、こんにちは!
「歯周病」と聞くと、歯が抜ける病気、というイメージが強いかもしれません。
しかし、私たちが最も危機感を持っているのは、歯周病があなたの「見た目の若々しさ」を静かに、そして確実に奪っているという事実です。
1. 歯周病が引き起こす「口元老け」のメカニズム
歯周病は、歯ぐきの奥にある歯槽骨を溶かしていきます。この骨こそが、歯ぐきや唇、さらには頬のハリを内側から支える土台です。
* 歯ぐきが下がる(歯肉退縮): 骨が溶けると、それに伴って歯ぐきが下がり、歯の根元が露出します。歯が長く見え、その部分が黒ずんで見えるため、一気に老けた印象を与えます。
* ブラックトライアングル(歯間の隙間): 歯周病で歯ぐきが痩せると、歯と歯の間の三角形の隙間(ブラックトライアングル)が目立つようになります。これは、歯列が整っていても清潔感のない印象を与え、審美的な大きな悩みになります。
* 口元のシワ: 骨が減ることで、唇周りや口角のハリが失われ、シワが深くなる原因にもなります。
2. 見た目まで考慮した「歯周病治療」の重要性
当院の歯周病治療は、「噛めるようにする」だけでなく、「自信を持って笑える口元を取り戻す」ことを目標としています。
進行した歯周病治療後、見た目を改善するための審美的なアプローチも非常に重要になります。
* ガムピーリング(歯肉のメラニン除去): 喫煙や体質で黒ずんだ歯ぐきを、健康的なピンク色に戻します。
* 歯肉移植(歯ぐきの再生): 歯周病や強すぎる歯磨きで下がりすぎた歯ぐきに対し、ご自身の他の部位から組織を移植し、見た目を回復させることが可能です。
* 矯正治療との連携: 歯周病でグラグラになった歯を、骨の再生治療と組み合わせた上で、適切な位置に動かすことで、歯並びと歯周組織の両方を安定させ、若々しい口元を再建します。
歯周病治療は、最高のアンチエイジングです。
マスクを外す機会が増えたいま、口元からの若返りを実現しませんか?「歯周病治療=地味で痛い」というイメージを捨て、まずはご相談ください。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也
