COLUMN

医院コラム

「歯周病って年配の人の病気でしょ?」と思っていませんか?

実は最近、20代の若い世代でも歯周病になる人が増えています

しかも初期は自覚症状がほとんどなく、気づいたときには進行しているケースも。


この記事では、なぜ若くても歯周病になるのか、どんな症状があるのか、そして今からできる予防法をご紹介します。


歯周病とは?

歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨が炎症でダメージを受ける病気です。

進行すると歯がグラグラし、最悪の場合、抜けてしまうこともあります。


なぜ20代でもなるの?

● 磨き残しが多い

正しい歯磨きの習慣がついておらず、プラーク(歯垢)や歯石が溜まりやすい

● 生活習慣の乱れ

ストレス、寝不足、食生活の偏りが免疫力を下げて菌が繁殖しやすい状態に

● 喫煙・電子タバコ

歯ぐきの血流を悪化させ、炎症が治りにくくなる


気づかないうちに進行する歯周病のサイン

• 歯ぐきが赤く腫れている

• 歯磨きで血が出る

• 朝、口の中がネバつく

• 歯が長く見える(歯ぐきが下がってきた)

一つでも当てはまるなら、一度歯科医院でチェックを。


今からできる予防法

• 毎日の丁寧なブラッシングとフロス

定期的な歯科検診・クリーニング(3~6ヶ月ごと)

• 規則正しい生活と禁煙の意識


まとめ

歯周病は「年齢に関係なく誰でもなる病気」です。

20代の今こそ、正しいケアを始めるチャンス。

将来、自分の歯を守るためにも、今日からできる予防を始めてみましょう!


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也