COLUMN

医院コラム

最近よく広告でエステ系のホワイトニングをよく見かけます。


エステのものだと安価で白くなり、歯科医院だと数万もする!などと言われています。

歯科とエステの違いわかりますか?

分かりやすくご説明していきますので、参考にしていただけると嬉しいです。

エステのホワイトニング


基本エステのホワイトニングは歯の表面に付いている色(着色)の除去をします。


エステのホワイトニングのお店は医療機関ではないので、医薬品を使用することは法律で禁止されています。このため、歯を白くする過酸化水素類は使用できず、歯の表面の汚れを軽くとる程度の成分などしか使用できないことになっています。


歯の表面の黄ばみに対しては一定の効果は見られますが、日本人に多い歯自体が少し黄色味がかっていますのでその場合はホワイトニング効果は弱くなります。

実際生まれ持った歯の色以上に白くする事はできません。


歯科のホワイトニング

医療機関であるため、歯科専売の薬剤(過酸化水素や過酸化尿素)を使用しています。

長年の研究により、歯の内部から歯を白くするホワイトニング効果があるのは過酸化水素や過酸化尿素です。しかし、使用上の注意が必要なことから、国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士に限られています。


歯科専売の薬剤を使ったホワイトニングによって、歯の内部から白くし、生まれ持った歯の色以上に白くすることができます。

お分かりいただけましたか?


歯の質によってもホワイトニングが適応外の場合もありますので、お悩みの方は是非一度ご来院ください。


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也