COLUMN

医院コラム

今年は例年に比べ暖かい日が続きますが、2月はグッと冷え込み雪も降りましたね。


皆様いかがお過ごしでしょうか?


気温が低くなると「ズキッ」と歯が痛む経験ありませんか?


実は、寒くなると肩凝りが起こるように歯の痛みも出やすくなります。

寒さによって身体全身に力が入り、歯を強く食いしばってしまい口周りの筋肉が強張った状態になります。


食いしばりというのは自分ではなかなか気付かず、寝ている間も食いしばっている方は7割近くもいると言われています。

食いしばりによって起こるのは歯の痛みだけではなく顎関節症や歯周病、歯の欠損などにも繋がります。


寒くなると温暖差によっても歯の痛みが出ることがあります。

冬の水道水はキンキンに冷えていて、お口を濯ぐ時ズキンとしみませんか?


冷たいだけでなく、寒い屋外で温かい飲み物を飲んだときなどは、歯の神経が感じる温度に大きな差が生まれるため、痛みを覚えやすくなります。
知覚過敏と言えば、冷たい食べ物や飲み物がしみるイメージが強いですが、温かい飲み物を飲んだ後、寒い屋外に出ると、外気や風の冷たさで歯が痛むこともあります。


冬の歯痛にはいろんな原因がありますが、他にも気になる症状がある場合はお気軽にお尋ねください。


またマウスピースなどを活かし、歯に起こる痛みを対処することもできます。

定期的検診をお勧めいたします。


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也