皆さんは歯磨きする時に鏡を見ますか?
毎日見てる方は自分の歯に異常があればすぐ気づきますよね。
今回は自分では気づきにくい歯の異常【盲孔】についてお話しいたします。
漢字の通り、見えない場所に穴が空いているのが【盲孔】です。
出現しやすい歯は上顎側切歯(上の歯の真ん中から2番目)の裏側です。
正面から見れば全く問題なく見えますが、裏に小さい穴が空いているのが盲孔の特徴です。
鏡でも舌で触っても分かる方は少なく、定期検診などで見つかることや虫歯が進行して気づくことが多いのです。
盲孔は小さい穴が空いており、そこに汚れが溜まりやすく歯ブラシで磨き残すことで虫歯になります。進行すると歯の根まで虫歯菌が広がり神経を除去する必要が出てくる可能性もあります。
盲孔は自分で確認することが難しいため、心配な方は一度定期検診で歯科に行く事をオススメします。
歯科に1年以上行っていない方は是非ご相談だけでもお気軽にご来院ください。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也