もうすぐ6月に近づき、天気が変わりやすい日々になりましたね。
皆さんはこんな経験ありませんか?
低気圧の時に歯が痛くなる。飛行機を乗ると歯が痛いなど、、。
実は気圧と歯には深い関係があるのです。
今回は気圧と歯についてお話しいたします。
歯の内部には歯髄腔(しずいくう)と呼ばれる神経の通っている空洞があり、また鼻の両サイドには「上顎洞」と呼ばれる空洞があります。
台風などによって短時間に空洞の外の気圧が下がると、急激な変化に対応できずに圧がかかり、一時的に歯痛が生じることがあります。
これを「気圧性歯痛」といい、飛行機でも同様に生じるため「航空性歯痛」とも呼ばれます。
このような歯の痛みは、健康な歯や適切に処置された歯ではほとんど起こりませんが、
むし歯があったり治療途中の歯がある場合には、歯痛が起こりやすいそうです。
気圧で痛みが出るという方は、痛くなくてもどことなく気になるという方は一度ご来院いただきレントゲンを撮ることをお勧めいたします。
ご相談だけでもお気軽にご来院ください。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也