COLUMN

医院コラム

皆さんこんにちは!

グッと冷え込み、先週は雪も降りましたね。


今月はプレオルソについてお話ししていこうと思います。


プレオルソとは小児向けのマウスピース矯正です。

1.小児の矯正について

2.プレオルソとは?

3.プレオルソと効果的な体操

4.プレオルソの治療の流れ

5.プレオルソQ &A

こちらの五本立てでご紹介していきます。


今日は小児の矯正についてお話ししていきます。


矯正には第一期矯正、第二期矯正があり、小児は第一期矯正(6歳〜12歳)を指します。


この年齢は乳歯から永久歯に生え変わる時期で、この時期に歯並びを治すことはたくさんのメリットが得られるのです。


あごの成長を利用しながら、上下のあごのバランスを整えたり、将来的に歯が並ぶスペースを確保するためにあごを拡げたりします。


また、歯並びの問題は指しゃぶりや口呼吸などのクセを持っていることでもなりやすく、早期の矯正はこれらのクセを直すことにも繋がります。


12歳〜13歳以降に行う矯正を第二期矯正といい、皆さんがイメージする大人の矯正になります。


第一期で治り切らなかった場合、引き続き第二期矯正に移行することもございます。


大人の治療でも歯や歯周組織が健康であれば年齢を問わず治療は可能ですが、年数が重なっているほど歯に蓄積されている問題は多く、その問題を取り除いて歯の健康を整えてから矯正治療を行なうため治療期間が通常よりも長引いてしまいます。子供の時に発覚した歯の問題は、子供の時に解決しておくことで、成人してから歯を失うリスクを減らせるのです。


いかがでしょうか?

子供の頃から矯正をやった方がいいと言うのは、皆さん何となく頭にあったかと思います。


今回はその点について詳しくお話しさせていただきました。


次回からプレオルソという矯正方法に着目してお話ししていきますので、楽しみにお待ちください!


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也