COLUMN

医院コラム

緑茶には殺菌効果や抗炎症作用があると聞いたことはありませんか?


今回緑茶と歯にはどんな関係性があるのかをお伝えします!

患者様からの質問で

「緑茶は、歯周病にいいのですか?」
と言う質問を頂きました。
答えは⭕️です。

緑茶の中には、抗炎症作用がある「カテキン」が含まれているので
歯周病予防に有効だと言われています。

 

また、歯周病の原因となっている歯垢は、セルフケアだけでは完全に綺麗にすることが難しく
定期的に歯科医院によるメンテナンスをすることで清潔に保つことができます。
さらに、日常でも食後に緑茶を飲んだり、緑茶でうがいをすることで緑茶に含まれるポリフェノールが歯垢の付着をある程度防ぐ効果もあるので、虫歯予防に効果的です!


また、緑茶に含まれるフラボノイドは、口臭対策に有効です。

今の時期マスクをつけることが多くなり、口臭が気になってる方にはおススメです!

 

関連して「では、烏龍茶はどうでしょうか?」
実は、最近の研究では、むし歯予防には烏龍茶の方が効果的という結果も出ています。


甘いものを食べると良くむし歯になると言われますが、
これは、甘い糖分とむし歯がくっつくことで、グルカンが生成されます。
このグルカンがむし歯を引き起こす成分になります。
大阪大学歯学部らが調べたところ、烏龍茶は、緑茶に比べ、
6倍もグルカンを減らすことが明らかになりました。


よく、食後にお茶でぶくぶくする大人をマナー違反という方もいますが、
日本の伝統的な緑茶も、中国4000年の歴史の烏龍茶も、先人の知恵が詰まっているんですね。


是非みなさんも虫歯にならないための予防をしてみませんか?

お気軽にご相談ください。

 

宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也