歯科医院に行くと、口すっぱく言われるのが
「フロスか歯間ブラシしてくださいね」
だと思います。
ここ最近はフロスや歯間ブラシをしてる方も増えてきていますが、それでもまだまだ少ないです。
「めんどくさい、、」
「時間がない」
「やり方がわからない」
という声をよく聞きます。
歯の汚れの4割が歯と歯の間と言われているほど、汚れが溜まっている部分です。
海外では歯ブラシよりも、フロスの方が大切と言われているほど重要性が高いのです。
今、ヤバいなと思ってくださった方!
フロスと歯間ブラシの違いをお伝えしますので、是非参考にしてみてください!
①歯間ブラシ
歯間ブラシは、細い針金状の毛先のある小さな歯ブラシです。シリコン製のものも販売されています。
<使い方>
歯ブラシの毛先が届きにくい部分に出し入れし、汚れを掻き出します。
<適した箇所>
歯と歯の接触点から歯肉側ある隙間
ブリッジの内、ポンティック(ダミーの歯)の下
歯肉が下がり露出した歯根
②デンタルフロス
デンタルフロスは、糸状の清掃器具で、糸だけのものや、柄が付いたものがあります。
<使い方>
歯ブラシの毛先が届きにくい歯周ポケット内の汚れを糸で掻き出します。
糸のみの場合には、手から肘くらいの長さを、左右の指に巻き付けて使用することがお勧めです。
<適した箇所>
歯と歯の接触点から歯肉側
歯周ポケットの中
ブリッジの内、ポンティック(ダミーの歯)の下→スーパーフロスというものがおススメです!
歯と歯の間が開いていない方はフロスを!
歯と歯の間に隙間がある方は歯間ブラシを使ってみてください!
実際にやってみると意外と難しいものです。
フロスや歯間ブラシの指導もおこなっているので、ぜひ一度ご来院ください。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也