虫歯や根っこが割れて、歯を抜くことを余儀なくされる事があります。
もしも、抜いた歯をそのまま放って置いたらどうなるかご存じでしょうか??
大まかに分けて3つの影響が起きます。
1つ目は機能面の影響です。
抜けたまま放置しておくと、歯は大きく移動します。まず、抜けた部分の反対側の歯が伸びてきます。次に、抜けた部分の両隣の歯も内側に傾き始めます。たった1本抜けただけでも、咬み合わせのバランスは崩れて、本来の歯の位置を保てなくなります。結果として、歯の寿命が短くなったりするなどの悪影響を及ぼしてしまうのです。
2つ目は見た目の影響です。
歯が抜けると、見た目の印象が悪くなるのはもちろん、歯茎が下がり頬がこけ、顎が弛み老けた印象も与えます。
3つ目は生活への影響です。
歯がなくなることで、きちんと噛む事ができず胃や腸への負担が大きくなります。
抜けた部分から息が漏れ発音がうまく出来ない事もあります。
これらから歯を抜いたまま置いておくのは得策ではありません。入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補いましょう!
患者様一人一人に合った治療方法をご提案しますので、是非一度ご来院下さい。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也