COLUMN

医院コラム

歯周病という言葉は皆さん聞いたことがあると思います。


では、何歳から歯周病になるかご存知ですか?
どうしても40代以降の中年層の方がなるイメージがあるのではないでしょうか。


もちろん年齢と共に割合は増えていきます。

ただ、厚生労働省が行った調査では、25〜34歳のうちの約20%が歯周病にかかっていることが分かっています。

また、歯周病はほとんどの年代で減少していますが、15〜24歳では年々増加してきています。


歯周病は遺伝やストレス、喫煙など歯磨き以外の要因も影響を与えるため、若くても色々な要因が重なり、急激に進行することもあります。


歯周病は日本人が歯を失う原因の1位です。
進行する前に治療をすることが歯を守ることに繋がります。


歯周病の中でも歯肉炎であればまだ骨には影響がないので早期に治療することによって治すことができます。


年齢関係なく、歯磨きのときに出血する、口臭が気になる、朝起きたときに口がネバネバするなど、気になることが少しでもあれば早めにご相談ください。


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也