COLUMN

医院コラム

これからのお口の健康のためにも、お子さんが自分で歯磨きをする習慣をつけるのはすごく大切なことです。自分で磨いたあとに仕上げ磨きを親御さんがされているご家庭がかなり多いと思います。


ただ、悲しいことに歯磨き中にくわえていた歯ブラシが喉にささる事故は毎年多く報告されています。

特に小さいお子さんはよく動くので注意が必要です。


事故を防ぐためにも事故の危険性が高い3歳ごろまでは、普通の歯ブラシではなく、喉突き防止の対策がされている形の歯ブラシを使うのが効果的です。


また、歯磨きをする環境も見直してみるといいと思います。

ソファなど不安定な場所で磨いたり、動きながら磨いたりすると転倒しやすく、事故のリスクも高くなります。床に座り、必ず保護者の方がそばについた状態で行うようにして下さい。


うがいなどで移動するときには、お子さんが歯ブラシをくわえたまま移動することは必ず避け、保護者の方が持つようにするとより安全です。


お子さんの歯磨きは将来のためにも非常に大切です。

悩んでいる方がいらっしゃればぜひご相談ください。


宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也