歯周病というとプラークや歯石が歯について起こるものだと思われている方は多いと思います。もちろんそれが大きな原因なのですが、実は過度な力で噛みしめることも歯周病に深く関係していることが分かっているのです。
今年行われた研究により、実際に日中に噛みしめていると、そうでない人に比べて4.9倍も歯周病が進行しやすいことが研究により明らかになりました。
歯周病の治療にはもちろん歯医者での定期検診や毎日の歯磨きが必ず必要です。ですがそれだけでは治らない場合もあるのです。噛み合わせの調整やナイトガードなどで歯周病の進行を止める、という方法も検討してみてもいいかもしれません。
日頃噛みしめている自覚がある方や寝ているときに歯ぎしりしていると指摘されたことのある方は一度相談してみてください。