マスクの着用があたりまえな状況となってきていますが、日本歯科医師会の専務理事によると、「マスクを着用することで話をしたり、口を動かしたりする機会が減ることに加え、口呼吸が増えることも指摘され、だ液の分泌量が減る傾向にあります。すると、口内細菌がたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。口臭が気になることもあります」とマスクの問題点への注意をうながしています。
マスクの着用が避けられない今、できるだけ歯のケアを怠らないように気をつけましょう。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也