全国11ヶ所の老人ホームを対象にした研究では、積極的に口腔ケアを行うことで、肺炎の発症率が40%、さらに死亡率は50%も低下した、というデータがあります(図は日本歯科医師会Webサイトより)。
肺炎の原因の一つが口やノドにある細菌です。プロの手によってきれいにすることで、リスクが大きく下がります。
インフルエンザについても同様に、プロが積極的にケアしてお口をきれいに保つことで、インフルエンザの発症が10分の1まで減ったという報告があります。
お口の中をきれいに保つことによるデメリットはありません。
健康なまま暮らせるため、まずできることとして、歯のクリーニングや正しい歯磨きを徹底しましょう。
宇治市 中村歯科医院院長 歯周病学会専門医 中村航也