歯が痛くなって歯医者に行ったのに虫歯は見つからなかった。そんな経験をお持ちではないでしょうか?
通常は、上下の歯は接触せずに5ミリくらい間があいているのが正常です。ところが、パソコンに向かう時間が長い人や、ストレスなどによって、上下の歯が常に接触している、という人が少なくありません。「上下歯列接触癖(TCH)」と言われ、歯が悪くなる理由として歯科医の間で最近注目されている現象です。
正面よりもやや下を向く姿勢(パソコンの画面を見る姿勢等)をとると、頭が前傾し、上下の歯が接触しやすくなるのがおわかりかと思います。
非常に硬いエナメル質も、常に接触することでダメージを受けやすくなります。
もちろん、就寝中の歯ぎしりや、歯を食いしばることも、歯にダメージを与えます。
当院では、普段の姿勢に関するアドバイスの他、就寝時に着用することで歯へのダメージを抑制できるオーダーメイド型のマウスピース等も作成しています。
「そういえば、普段上下の歯が接触しているかも」「虫歯ではないのに歯が痛い、しみやすい」という方は、一度ご相談にお越しください。